RolandからiOS版SoundCanvasがリリース!SC-88Pro音源が楽しめる!

古いDTMファン待望のiOSアプリがリリースされたので、久しぶりにブログを更新します。

RolandからSoundCanvasシリーズを再現したiOSアプリがリリースされました。

SC-88シリーズのようなデザインでなかなか良いです。
MIDIファイルを再生する機能があり、iTunes経由でファイルを転送するだけでいつでも再生することができます。
CoreMidiに対応しているので、MIDI機器と接続してそのまま音源としても楽しめます。
手持ちのIK Multimedia iRig KEYSを接続しただけで使用することができました。
MIDIファイルのプレイヤーとしても、そのままハードウェア音源(さらにはスピーカー付き!)としても使えるので、おなか一杯です。

音色マップはSC-55,SC-88,SC-88Pro,SC-8820で音色数は1600とSC-8820寄りな仕様です。
パート数は16に減っていますが、大抵のMIDIデータでは大丈夫だと思います。

軽くSC-88ProSC-8820の実機と聞き比べてみましたが、良く再現されていると思います。
実機は古いので、どうしてもノイズが乗ってしまいますが、iOSではこれも無いので、さらにクリアな音になっています。

これを機にYAMAHAさんにもMU100かMU1000あたりを再現したアプリを開発してもらいところです。

仕様

・最大同時発音数: 64音
・パート数: 16
・音色数: 1,600
・ドラムセット: 63
・SFX: 3
・ユーザー定義機能
  音色: 256
  ドラムセット: 2
  エフェクト: 64
・エフェクト
  リバーブ: 8種類
  コーラス: 8種類
  ディレイ: 10種類
  2バンドイコライザー
  インサーションエフェクト: 64種類
・音色配置フォーマット
  GM
  GM2
  GS
・音色マップ
  SC-8820マップ
  SC-88Proマップ
  SC-88マップ
  SC-55マップ